占いによる相談で最も多いのが不倫についてで、全体の7割以上に及びます。
浮気やパートナーに別に好きな異性ができたのではないかという未遂の案件も含めると、割合は更に高くなる見込みです。不倫のことは友人や知人など周りの人にも相談しづらいため占い師に頼ってくるのです。
パートナーが浮気しているだけでなく、自分が浮気していることについて悩みを打ち明けてくる人も多く、浮気相手の配偶者に別れて欲しい場合に悩みが大きくなる傾向にあります。浮気相手の配偶者に別れる気はあるのか、このまま浮気を続けても明るい未来はあるのかなど悩みはつきませんが、浮気に関する悩みは定型のパターンが決まっています。
相談の中でも既婚者の男性と不倫をしているケースが目立ち、自分で判断を下せず占ってもらうことで現状を打開しようとする女性が多いのです。悩みを抱えているのが女性のほうが圧倒的に多数のため、悩みの解決には女性の意見を聞きたがる傾向があるために、男性よりも女性の占い師が多く、女性が9割近くを占めています。男女それぞれの立場や関係性が様々で、浮気に関する悩みの解決は一筋縄にいかないのが常道です。お互いが既婚者で配偶者がいる場合や子供がいる場合は特に複雑です。
浮気をしていて悩みを抱えているのが本人の場合には、浮気相手と別れる気があるのかが重要なポイントで、浮気相手が配偶者と別れる意思がない場合は問題解決までに時間がかかるパターンです。この事例では悩みを抱えている人から相手のパートナーの気持ちを占うことを求められることが多く、浮気相手の配偶者の気持ち次第で今後の態度を決める材料にします。悩みを打ち明けに来た時点で、ある程度意思は決まっているのだが後押しが欲しい場合と、現状の問題を解決できず完全に自分を見失っているパターンがあり、前者の場合は依頼者の気持ちを優先して力強く行動できるように発破をかけるだけで良いので比較的に楽なのですが、完全に混乱している場合は、抱えている問題をひとつずつ整理しなくてはいけないために、占い師の力量が試されます。
間接的な表現や言い回しで相談に訪れている人が不倫相手と結婚したいのか、配偶者と別れさせたがっているのかなど遠回しに探っていき、質問に対する返答の中から気持ちを推し量りアドバイスを授けます。ある程度自分の意志があったり気持ちが決まっている場合ではなく、混乱した依頼者の不倫の相談に対応できてこそ一流の占い師です。
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